歴史と伝統を誇るアルムナイ「東京金亀会」へようこそ

東京金亀会 会長 福 原 紀 彦(ふくはらただひこ)

誇ることのできる歴史と伝統があればこそ、語り合える今があり、共に歩むことができる未来があります。

 東京金亀会は、彦根藩校稽古館(のちに弘道館)の伝統を継承した滋賀県立一中が彦根中学校となり、その同窓会東京支部として発足した歴史と伝統を誇るアルムナイ(同窓会組織)です。その後、彦中会東京支部さらに東京金亀会と改称され、平成29(2017)年に創立100周年の記念すべき時期を経て今日を迎えています。その間、休会や再開があっても、先輩方の尊いご努力により、100年を超える星霜とともに活動が継続されています。

 日本の近代化と現代化に重要な役割を果たしてきた学制(学校制度)は、明治期の創設以来150周年の歴史を刻んでいますが、藩校から一中の人材育成の伝統の上に栄えある中等教育(高等学校教育)を展開してきた学校とそのアルムナイは、日本の教育界では貴重な存在と言えます。

 彦根東高等学校(またはその前身校)の出身者のなかには、進学、就職、結婚等の機会に、首都圏に生活や活動の拠点を置く人達が多く、東京金亀会は、そのような人達のコミュニティーとして発展して参りました。彦根の名門校に青春時代の思い出を共有するという絆は、人生の多様な経験を重ねるにつれて、なにものにも替えがたい価値を生み出してくれます。学生として勉学に励むときも、職を得て励むときも、家庭を築き支えるときも、退職後の時を過ごすときも、同窓の絆のもとに同級生・先輩・後輩と語り合う機会をもてることは、人生を豊かにしてくれます。分野が似ていることが多い大学の同窓生とも仕事の同僚とも異なり、高校の同窓生の実に多様な人達と交流することで、自分の経験値や知見がいっそう高まる思いがします。また、標準語と東京弁に慣れた頃に、彦根と近江の方言やイントネーションで会話が弾むと、心和む落ち着きと安心感を覚えます。

 そうした雰囲気のなかで、東京金亀会では、毎年恒例の総会・懇親会のほか、見学・観光・観戦ツアー等が企画されており、滋賀県人会や淡海の人、近江展等の催しとも連携して、豊かで和やかな交流のプラットフォームとコミュニティーを形成しています。先日は、数十年前に彦根銀座を一緒に歩いた同級生達と、古稀祝い同窓会のあとに東京の銀座の歩行者天国を歩いたとき、みんなの顔は、本当に若々しく輝いていました。横浜を開港した井伊(掃部頭)直弼の銅像が太平洋に向かって凛々しく立つ掃部山公園は、首都圏屈指の桜の名所であり、東京金亀会のツアーで訪れた人達は、きっと彦根城の桜を思い出していたことでしょう。桜の開花時期は、彦根東高から首都圏の大学へ多くの人達が入学する時期でもあります。また、その時期には、就職の機会に首都圏へ来られる方も多いことでしょう。湖国寮をはじめ首都圏での生活を始める方々には、是非、7月の東京金亀会の総会・懇親会や愉快な催しに顔を出してみてください。そこには、懐かしさと、また、新鮮な出会いがあり、それらが、人生に豊かさと優しさと勇気を与えてくれることでしょう。  東京金亀会では、今後いっそう、アルムナイとしての価値を高め、コミュニティーの役割を大きくして、同窓生の和やかな集いの場を設け続けて参りたいと思います。彦根東高同窓生の皆さまには、お誘い合わせの上ご参加ください。心からお待ち致します。


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